不整脈で要注意な心房細動。最悪死に至るので対策確認を!

こんばんは。

三十路健康太郎です。

 

 

 

 

これまで、期外収縮徐脈については、別記事

でご紹介させて頂きました。今回は不整脈の種類

でも特に注意が必要な心房細動についてご紹介

したいと思います。

 

 

脈が速くなる不整脈、心房細動とは?

 

 

心房細動の特徴は、脈が速くなるタイプ

になります。

 

 

一般的な方の心臓は1分間に60~100回

のリズムで拍動しますが、心房細動を発症

している方の場合、一度に複数の信号が不規則

に発生することにより、1分間に400~600

回の速さで拍動します。

 

 

一般の方の8~10倍の速さで拍動しているので、

症状としては、めまいや動悸が現れることもある

ようですが、特に症状を感じない方を比較的多い

ようですね。

 

 

心房細動自体は命に関わるものではないですが、

脳梗塞や心不全になりやすい傾向があります。

 

 

心房細動は脳梗塞、心不全を引き起こす可能性あり

 

 

心房細動持ちの方は脳梗塞には一般の方の約5倍、

心不全は、約4倍発症しやすいと言われています。

 

 

脳梗塞の場合

 

 

脳梗塞が引き起こしやすくなる要因は、心房が

細かく震えることで、心房内で血液が濁ること

で固まりやすくなり、血栓が出来ることがあり

ます。血栓によって脳への動脈が詰まることで、

脳梗塞が発症することになります。

 

 

※残念なことに心房細動から脳梗塞を発症した

場合、約30%しか社会復帰が出来ていないとい

うのが現状です。残りの20%は要介護状態、

50%は亡くなったり、寝たきり状態になると

いうデータになっています。

 

 

心不全の場合

 

 

また心不全を引き起こす原因は、長い間心房

細動の状態を放置しておくと、心拍数や脈拍

数が増加している期間が長くなるので、心室

の収縮力が段々落ちてきます。

 

 

収縮力が落ちてくることで、心臓のポンプの

役割が機能低下し、血液を全体に送ることが

困難になってきます。これが心不全を引き

起こす原因だと言われています。

 

 

心房細動の治療法は?合併症が起きる前に取り組みましょう

 

 

自分が心室細動の気質があると判断された場合、

治療方法がいくつかあるのでご紹介します。

また、心房細動の場合合併症を引き起こす場合

もあるので、合併症の予防方法も併せてご紹介

します。

 

 

 

抗不整脈薬での治療

 

 

薬やカテーテルで治療する場合、治療方針

としては、心房細動を可能な限り少なく

することを目的としています。

 

 

薬の場合、抗不整脈薬で異常な電気信号を

抑えて心房細動を引き起こしにくくする

役割を持っています。抗不整脈薬での治療

は別の方法と比較すると容易ですが、症状

を完治させるものではなく、緩和することを

目的としてます。

 

 

また、副作用として、便秘や尿閉などを

発症しますし、心不全を引き起こす可能性

もあるので、注意が必要になります。

 

 

カテーテル治療

 

 

カテーテル治療は正式名称

 

 

カテーテルアブレーションと言います。

 

 

脚にある静脈からカテーテルを挿入し、

左心房まで送り込みます。その後送り込んだ

部分で異常な信号を発している箇所を確認し、

その箇所に高周波電流を流し込むことで、対象

部分を焼きます。

 

 

以前はこの焼く方法が一般的でしたが、最近では

冷凍凝固する方法も取り入れらえているようです。

 

 

カテーテル治療の場合に注意する必要があるのが、

心房細動の種類によって期待できる効果が変わる

ことです。

 

 

一般的に心房細動は2つに分けることができ、

1つは慢性心房細動と呼ばれるもので、放置

しておくと、正常な拍動に戻ることが難しく

なるケースになります。

 

 

2つ目は発作性心房細動といい、7日未満で

自然に治るパターンのものです。

 

 

カテーテル治療の場合、有効な効果を得られる

のは、発作性心房細動と言われています。

 

 

発作性心房細動のカテーテル治療を実施した

場合、1回目の治療で約半分、2回目では

80%が治る統計になっているようです。

 

 

心拍数を減らす薬で治療

 

 

この治療方法は心房細動を受け入れて、

どのように管理するかを考える治療方法

になります。

 

 

心房細動の症状は心拍数や脈拍数が高く

なることで脳梗塞や心不全になるケースが

多いので、心房細動になることは覚悟の上で、

心拍数や脈拍数の数値を抑えることに焦点を

当てた治療方法になります。

 

 

この方法のメリットは副作用が少なくてすむ

ことが大木ですね。

 

 

合併症予防

 

 

今回でいう合併症とは心房細動の合併症に

なるので、脳梗塞や心不全を指します。

 

 

つまり、心房細動を発症することで発症する

リスクが上昇するこの2つの症状を抑える方法

になります。

 

 

脳梗塞の場合、血栓が出来ることで脳への血流

が詰まることに注意が必要になりますので、

抗凝固薬を飲んで予防するパターンが多いよう

ですね。

 

 

心不全の場合は特別な予防薬は存在していない

ので、心不全になる人がなりやすい病気、例えば

貧血や腎機能の低下、糖尿病などの病気は心不全

にかかる人が発症しやすいので、これらの病気に

ならないように日ごろから予防していくことが

重要になってきます。

 

 

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