二日酔いの原因はアセトアルデヒド?対策できる食べ物とは?
こんばんは。
三十路健康太郎です。
サラリーマンの中堅世代である我々中年男性は飲み会が
よくあると思います。
私もお酒が好きで、よく飲みに行くんですが、
次の日が休みだとついつい飲み過ぎてしまいます(^_^;)
飲み過ぎてその日の夜がしんどいだけなら
まだマシですが、次の日起きても、
お酒が残っている・・・
胸がむかむかする・・・
頭痛がする・・・
等の二日酔いの症状になると休日の過ごし方にまで
影響が出てしまいますよね。
ところで、この二日酔いの原因になる成分ってご存知ですか。
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
アセトアルデヒド
という成分になります。
今回の記事では、私もよく悩まされている二日酔いの原因
であるアセトアルデヒドの正体と二日酔いにならない為の
対策方法をご紹介します。
アセトアルデヒドってどんな成分?
そもそもアセトアルデヒドは最初から存在するものではありません。
アルコールは胃の時点で約20%分解された後、腸で残りの
80が%分解されますが、体の中に入った時に肝臓の
アルコール脱水素酵素(ADH)の役割によって分解され中間代物質
になります。つまり、この中間代物質がアセトアルデヒドになります。
最終的にはアセトアルデヒド脱水素酵素の働きによって、
酢酸に分解され、水、二酸化炭素へと細分化され、
尿として排出されるわけですね。
また、アセトアルデヒドはアルコールの10倍以上の
毒性が強いと言われている成分で、多くの日本人が
アセトアルデヒドが原因の二日酔いに悩まされています。
日本人が何故アセトアルデヒドによる二日酔いの原因に
悩まされているのかというと、アセトアルデヒドを分解する
脱水素酵素(ALDH)の働きが弱い人が全体の45%,まったく
機能していない人が5%存在しています。
つまり、日本人の半数がアセトアルデヒドを分解する
機能に何らかの問題を抱えていることになりますね。
また、タバコにもアセトアルデヒドは含まれており、
ニコチンとの相乗効果で中毒性が増強されることになります。
アセトアルデヒドの成分の特長をまとめると、
以下のようになります。
・アセトアルデヒドは肝臓で分解された時点の中間代物質
・アルコールの10倍以上の毒性を持っている
・アセトアルデヒドを分解する機能が弱いと二日酔いになりやすい
・煙草にも含まれている成分である
アセトアルデヒドの分解を促進する食べ物とは?
アセトアルデヒドの正体が分かりましたね。
アセトアルデヒドには申し訳ないですが、存在自体が
悪なような気がします。出来るだけアセトアルデヒドの
分解機能を促進する食べ物をご紹介します。
しじみ、はまぐり、あさり
何となく、しじみは二日酔いに効果があるという話は
聞いた事がある人が多いと思います。しじみに含まれている
「グルタミン・アラニン」はアセトアルデヒドとアルコールの分解機能が
高い為、酔ったなと思ったら摂取することをおすすめします。
タコ、イカ
タコやイカに含まれている「タウリン」には胆汁の分泌を
促す働きや肝臓の酵素を助ける働きがあるので、アルコール、
アセトアルデヒドの分解を早める役割があります。
居酒屋であれば、摂取しやすそうですね。
カシューナッツ、ごま、鶏肉
これらの食べ物には、「オルニチン」と呼ばれる成分が
含まれていて、肝硬変、腎臓障害にも効果がある栄養素
になります。またオルニチンは肝臓の働きをサポートして、
アルコール、アセトアルデヒドの分解を促進します。
その他の二日酔い対策方法をご紹介
上記の食べ物を食べる以外に実践出来る二日酔い
対策方法をご紹介します。アセトアルデヒドの分解を
促進する食べ物摂取と合わせて実践頂けるとより効果が
あると思います。
水分補給を適度にする
基本中の基本ですよね。水分摂取により、アルコール濃度を
薄める働きがあり、最終的にはアセトアルデヒドの分解も
助けることになります。
サプリメントを摂取する
市販されているサプリメントにはアセトアルデヒドの
分解にフォーカスを当てた商品もありました。