最悪失神も?不整脈の徐脈はけっこう怖いです

こんばんは。

三十路健康太郎です。

 

 

douki

 

 

不整脈の種類は複数あり、その中で期外収縮

その中でも命に直接影響のある症状ではないし、

症状も軽微であるとお伝えしました。

 

 

 

 

しかし、今回ご紹介する徐脈は少々注意が

必要になります。今回の記事では徐脈について

ご紹介したいと思います。

 

 

不整脈でけっこう怖いパターン、徐脈とは?

 

 

徐脈は、拍動の間隔が長くなったり、拍動

が異常に遅くなったりする状態を指します。

 

 

目安としては、1分間に拍動が50回以下の

場合、徐脈と診断されるケースが多いです。

 

 

こんな症状が出ている場合は、徐脈の可能性

があるので注意しましょう。

 

 

・足のむくみ

・失神

・心不全

・息切れ

・だるさ

 

これらの症状が代表的ですが、最悪の場合、

突然死もありえます。

 

 

何故起きる?ふせ徐脈が起きる2つの原因はこれ

 

 

そもそもなぜ徐脈が起きるのでしょうか?

 

 

一言でお伝えすると、徐脈は心臓を動かす

電気信号の伝達が悪くなり、血液を体内に

必要な分送れていない状態が続くことで

起こります。

 

 

大きく分けて原因は2つ存在します。

 

 

房室ブロック

 

 

1つ目は、房室ブロックと呼ばれるもので、

房室結節と呼ばれる細胞に問題が起こり、

血液を送り出す命令がうまく伝わらない状態

になります。

 

 

普段房室結節を経由して洞結節から出た信号

を心室に伝えますが、房室ブロックを発症する

と、心室が収縮活動を自分から始めます。

 

 

その収縮活動は不規則な活動の為、失神や、

心不全、最悪突然死になる場合があります。

 

 

洞不全症候群

 

 

2つ目は洞不全症候群と呼ばれるもので、洞結節

と呼ばれる心臓を動かすための電気信号を発信

する場所に異常が発生することで発症します。

 

 

洞不全症候群は加齢によって洞結節の電気信号

を出す力が弱まったり、出なくなったりすると

起きやすくなります。

 

 

要注意!不整脈の徐脈は起きやすい人が存在します!

 

 

徐脈は以下のような方が起きやすいです。

 

 

・加齢や動脈硬化が進んでいる人

・降圧薬や抗うつ剤を服用されている人

・甲状腺機能低下症の方

 

 

加齢や動脈硬化は心臓を動かすための電気

信号が弱くなったり、なくなったりしやすく

なるためです。

 

 

降圧薬や抗うつ剤は全てではないですが、

一部の薬に自律神経や心臓の働きに影響を

与える成分が含まれている為です。

 

 

ペースメーカで徐脈対策が必要な方も・・・

 

 

徐脈になったからと言ってすぐに入院等の

対策が必要になるケースは少なく、自宅で

状態を観察する場合が多いです。

 

 

ただし、症状が重く本人の日常生活に影響が

ある場合、もしくは本人は問題ないと言って

いても、脈拍数が著しく少ない(1分間に

約40回程度)場合は、ペースメーカーで

治療が一般的ですね。

 

 

ペースメーカは、金属製で重さは約20gです。

電池が内蔵されており、利き腕と逆の鎖骨

あたりに埋め込みます。

 

 

役割としては、心臓の動きを常に観察し、

異常な脈を検知した場合は、電気信号を

送って正常な脈拍数に戻します。

 

 

ペースメーカを装着したら、どんな生活に

なるか気になると思いますが、装着が完了

すると、基本的には普段通りの生活を送る

ことが出来ます。

 

 

とはいえ、注意点もいくつかあります。

 

 

・IH調理器具やIH炊飯器に近づかない

・肩こり治療器、電気風呂、体脂肪計は禁止

・携帯電話はペースメーカから15cm以上離す

 

 

これらの注意事項はすべて、ペースメーカが

電磁波の影響で誤作動を起こさない為の事項

になるので、守ることが必須になります。

 

 

参考になれば、うれしいです。

 

 

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