サルコペニアはロコモの入口。対策方法は?
こんばんは。
三十路健康太郎です。
最近、ロコモ特集を連載していますが、本日は
サルコペニアとロコモの関係性についてご紹介
します。
以前、ロコモの3大要因のお話はしましたよね?
この中に含まれていませんが、サルコペニア
もロコモの原因になりうる、危険な病気です。
じゃあ、サルコペニアって何?
ロコモとどんな関係があるの?
どんな対策が必要なの?
等々、疑問が出てくると思いますので、
本記事でしっかり確認して下さい。
最初に言っておきます。
中高年(40~50代)のあなた・・・
特に要注意ですよ。。
まずは、ここで内容チェック!
サルコペニアって何?
サルコペニアは一言で言うと、
筋肉量が減ることです。
人間は年を取ると体内の筋肉の合成と分解
のバランスがうまく出来ないようになり、
筋肉の量が減少してしまうのです。
これをサルコペニアと呼びます。
先程、中高年の方が要注意ですよとお伝え
したのは、サルコペニアの傾向が出始める
のが、45歳頃からなのです。
サルコペニア肥満とは?メタボより危険かも・・
サルコペニア肥満という言葉があります。
サルコペニア肥満は、筋肉量が減少した
変わりに脂肪が増加した状態で、通常の
肥満よりも高血圧になったり、低体力に
なるリスクが高いと言われています。
サルコペニア肥満になると、糖尿病になる
リスクが約19倍と言われています。
1.9倍ではないですよ?
19倍です。サルコペニアの危険度を
ある程度はご理解頂けたでしょうか。
あなたはサルコペニア?危険度チェック!
実際これまでサルコペニアについて症状や
危険性をお伝えしてきましたが、実際自分
が気にするような病気なのか分からない方
が多いのではないでしょうか。
有名なチェックリストですが、以下10項目で、
あなたはいくつ当てはまる項目がありますか?
このチェックを実施することであなたと
サルコペニアの距離感が分かります。。
1.猫背と言われることが多い
2.脚のむくみが気になる
3.食事制限ダイエットを経験している
4.若い時より歩行速度が遅くなった
5.ふとした時に「よいしょ」と言ってしまう
6.階段よりエレベータ、エスカレータを使う
7.スリッパ、サンダルで躓きやすい
8.10年前と体重や体型が変わらない
9.筋トレせずにウォーキングのみしている
10.急な階段を下りるのは少し怖い
いかがですか?
1個でも当てはまる項目があれば、
注意が必要です。もし5個以上当てはまって
いた場合は、これからすぐに生活改善をしない
とサルコペニアになる危険性があります。
これが出来ないと問答無用でサルコペニア肥満の危険度高!
大変分かりやすい、判断方法が紹介されて
いましたので、シェアします。
その方法とは、
「片足で立って靴下を履けるかどうか」
を確認することです。
筋肉が無いと片足の状態で靴下を履くのは
難しいらしいです。簡単な判断方法なので、
試しにやってみましょう。
サルコペニア外来があるようです。
関西のある病院では、にはサルコペニア外来が
設備されているようですね。
>>サルコペニア外来
内容としては、ジムに似ている内容ですが、
トレーニングをして、検査後、成果を確認する
っといった内容ですね。
詳しくは病院で聞かないと不明な部分も、
ありますが、軽度なサルコペニアであれば、
わざわざ病院に行かなくでも、自分でジムに
行って体質改善を目指してもよいでしょう。
サルコペニアとロコモの関係性は?
これまでのサルコペニアの説明と今までの
ロコモ特集で紹介させて頂いたロコモの症状
を理解して頂いていれば、サルコペニアと
ロコモの関係性はご理解頂けたと思います。
サルコペニアはロコモの入り口です。
つまり、サルコペニアを発症した場合は、
その先にロコモになる危険性が潜んでいる
ということです。
具体的には、サルコペニアによって、筋肉が
減少すると、転倒や関節への負担増大となり、
骨折や関節症になる危険性があるのです。
つまり、サルコペニアを予防することが
ロコモを予防することに繋がるのです。
サルコペニア予防=ロイシン配合アミノ酸!
サルコペニアを予防する成分として
有効なのが、ロイシン配合アミノ酸です。
ロイシンは必須アミノ酸の一種で体内で生成
することが出来ないので、外部から摂取する
必要があります。
ロイシン配合アミノ酸は筋肉合成促進効果が
ホエイたんぱく質、ホエイタンパク組成必須
アミノ酸より多いのです。
とはいえ、ロイシン配合アミノ酸は何で摂取
出来るかよく分からないと思います。
ロイシンが多く含まれる食材としては、
牛ロース、豚ロース、鶏胸肉などがありますが、
そんな毎日焼き肉生活は出来ないですよね。
今度は肥満になる危険性まで出てくるので、
サプリメントでロイシンを摂取すれば、肥満
を気にすること無く摂取が可能です。