変形性膝関節症の特徴とは?
こんばんは。
三十路健康太郎です。
この記事では、変形性膝関節症に
ついて症状と特徴をご紹介します。
まずは、ここで内容チェック!
変形性膝関節症になる仕組み
変形性膝関節症は大腿骨と脛骨の先端を
覆っている軟骨がすり減ってしまい、
骨と骨が直接ぶつかり膝に強い痛みが
起きます。
健康な膝関節の人は膝関節を構成する
大腿骨と脛骨の先端はクッションの役割
である軟骨で覆われているので、膝を
なめらかに動かすことが可能なのです。
クッションの役割を果たしている軟骨は、
年を重ねる度にすり減っていき、表面の
なめらかさを失っていきます。
最終的に軟骨が無くなってしまうと、
クッション機能が無くなるので、膝に
痛みを感じるようになるのです。
これが、変形性膝関節症になります。
変形性膝関節症になりやすい人の特徴
あるデータによると、50歳以上の人を
対象に調査した結果、痛みが表れていない
人を含めると、膝の軟骨がすり減っている
男性が45%、女性が66%いました。
加齢による軟骨の現状が原因になります。
また、O脚の人も健常者と比較して、
変形性膝関節症になりやすい傾向があります。
これは、膝が外側に湾曲しており、膝の内部に
かかる負担が通常より多くなります。負担が
大きいと軟骨がすり減りやすくなるのです。
最も注意したい特徴が、肥満です。
人間は様々な動作で膝に負担をかけます。
例えば、歩行動作をした場合は体重の
約2~3倍、階段の上がり下りは5~7倍、
走った場合は、なんと体重の10倍負担を
かけていることになります。
肥満体質の方は、膝にかかる負担が大きい為、
軟骨のすり減る割合が大きくなるので、
変形性膝関節症を発症しやすくなります。
肥満が原因1つであるメタボ患者は通常の人より
変形性膝関節症を発症するリスクが10倍に上昇
します。
変形性膝関節症の特徴的な悪循環パターン
膝に違和感、痛みを感じた場合、そこから始まる
悪循環パターンに陥らないように注意する必要が
あります。
○レベル1
膝のこわばり、小さな痛みを感じる
↓↓
○レベル2
体を動かすことに恐怖を覚える
↓↓
○レベル3
運動不足になり、体重が増え、筋力が衰える
↓↓
レベル4
膝の痛みが慢性的な症状に発展する
↓↓
レベル5
更に体を動かす機会を減らそうとする
↓↓
レベル6
体重の上昇、筋力の低下の加速度が増す
↓↓
レベル7
極度の痛みを膝に感じるようになる
↓↓
レベル8
寝たきり生活になってしまう
変形性膝関節症の対策方法を検討しましょう
いかがだったでしょうか。
変形性膝関節症は段階的に症状が
悪化するので、早い段階で治療を
する必要があります。
治療方法として、手術、運動トレーニング、
サポータによる補強、サプリメントによる
体内からの栄養摂取などが挙げられます。
人によって治療方法は異なりますが、まず
試してほしいのは、手術以外の方法ですね。
手術の場合、費用や入院期間などのコストが
かかるので、早期の症状の場合は別の方法で
まず治療をトライしていきましょう。
次回の記事で詳しく説明します。
※追記 膝の痛みを軽減するサポーター
手術の前にこのサポーターを一度試してみても
いいかもしれません。
運動時に装着できますし、膝の痛みを軽減
することに特化したサポーターなので、高い
手術代を払う前にこちらのサポータで解消
できれば、金銭面でも節約できますし、何より
手術をすることによる感染症や副作用のリスク
が無いのが一番のメリットだと思います。