ウェルニッケ・コルサコフ症候群の症状とは?
こんばんは。
三十路健康太郎です(^^)/
いきなり横文字の病名が記事タイトルになっていて、
驚いている方もいらっしゃるかもしれませんね。
本日は、ウェルニッケ・コルサコフ症候群について、
情報をご提供させて頂こうと思います。
初めてこの病名を聞く方や既に病名は知っているけど、
原因や対策方法を知らない方を対象にこの記事は書かせて
もらいます。
もうこの病気に関して熟知している方には有益な情報は
無いかもしれなので、ご注意下さいね。
ウェルニッケ・コルサコフ症候群ってどんな病気?
そもそもこの病名は1つの病名では無く、2つの異常な
状態を組み合わせている名前になります。
以下がその2つの異常状態になります。
ウェルニッケ脳症
ウェルニッケ脳症はビタミンB1の欠乏が原因で発症する
アルコール依存者が発症しやすい病気になります。
症状としては、意識障害、歩行障害、眼症状が特長的です。
アルコール依存者が食事をせずにお酒を一日中飲み続け、
不健康な生活をしている間に、うわごとや幻覚が
見えている状態のことになります。
ウェルニッケ脳症になる原因はビタミンB1不足ですが、
何故ビタミンB1不足になるのかというと、アルコール依存者は、
以下の状態になりやすいからです。
・アルコール分解にビタミンB1が使用される
・アルコールによってビタミンB1活性化が抑止される
・食事を摂取しないことによる栄養失調状態になる
・下痢を起こし、ビタミンB1の吸収力を低下させる
また、インスタント食品を頻繁に食べすぎる等の栄養の
偏りも要因となりえますので注意が必要です。
コルサコフ症候群
ウェルニッケ脳症の慢性的な状態をコルサコフ症候群
と呼びます。
脳萎縮を引き起こし、海馬も萎縮している状態になります。
コルサコフ症候群になると、記憶障害が起こり、過去の記憶を
思い出すことができず、新しく記憶することも困難な状態になります。
また、自分の現在地が分からなくなることがあります。
ウェルニッケ脳症の延長戦上にコルサコフ症候群があるので、
発症要因もウェルニッケ脳症と同じくビタミンB1不足となります。
この状態となると、禁酒、リハビリ、食事療法など、様々な制約がある
生活になってしまいます。また、長期的な治療を視野に入れる必要があるでしょう。
つまり、
ウェルニッケ脳症
を発症すると、高い確率で
コルサコフ症候群
という後遺症が出る可能性があるということです。
なので、大切なのはウェルニッケ脳症を
発症しないことになります。
ウェルニッケ・コルサコフ症候群の予防方法は?
原因がビタミンB1不足なので、重要なのはビタミンB1を
効率的に摂取することです。ビタミンB1を多く含む食材の
代表としては、
・豚肉ひれ
・うなぎ
・玄米
・たらこ
が有名なので、お酒を日頃から飲まれる方は意識して
摂取した方がよいでしょう。また上記4つが苦手な方には
サプリメントで手軽に摂取できる方法もあるので、
参考にしてみて下さいね。
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